News「sinopsシリーズ」が需要予測や自動発注ツールを対象とした 食品ロス削減ソリューション市場シェア1位を獲得

株式会社シノプス(本社:大阪府大阪市、代表取締役:南谷 洋志、以下「当社」)は、需要予測型自動発注サービス「sinops-CLOUD」をはじめとする「sinoosシリーズ」が、株式会社富士キメラ総研が2023年8月8日に発刊した「2023 SX/GXによって実現するサステナビリティ/ESG支援関連市場の現状と将来展望」*1の「需要予測や自動発注ツールを対象とした食品ロス削減ソリューション市場」においてシェア1位(2022年度実績)を獲得したことをお知らせします。

 農林水産省が2023年6月9日に発表した2021年度の日本の食品ロス量*2は、前年度比1万トン増の523万トンでした。同省では、食品関連事業者から発生する事業系食品ロスを2000年度比で2030年度までに半減させる目標を設定しています。sinopsシリーズは、グロサリー*3や雑貨のほか、賞味期限が短く商品管理がむずかしい日配品*4、惣菜、パンなどさまざまなカテゴリに対応しているのが特徴で、値引き・廃棄ロス率の削減に大きく貢献します。導入企業複数社の平均で日配は15%、惣菜は5%削減に成功しています。業務の効率化や食品ロス削減だけでなく、利益率の改善といった経営課題も同時に解決できるのがsinopの強みです。今後も小売業をはじめ多岐にわたる業種の値引き・廃棄ロスを緩和し、当社のビジョンである「世界中の無駄を10%削減する」を実現していきます。

「sinops-CLOUD」について

 需要予測型自動発注を軸としたクラウドサービスを1カテゴリー・1機能・1店舗から、必要な機能を必要なときに低価格で導入いただけます。在庫情報をリアルタイムで収集する「リアルタイム在庫」や45日先までの客数を予測可能な「客数予測」、販売実績や天気予報などのさまざまなデータから、店舗にあわせた発注数をAIが算出する自動発注サービスのほか、惣菜の値引き率・タイミングをAIが導き出す「AI値引」などもラインナップしています。

株式会社シノプスについて

 株式会社シノプスは、「世界中の無駄を10%削減する」をビジョンに掲げ、需要予測型自動発注サービス「sinops」(シノプス)を開発・販売しているソフトウェアメーカーです。日配食品や惣菜といった賞味期限が短く需要予測がむずかしいとされるカテゴリのシステム化に成功。多くの食品小売企業に採用いただいております。在庫に関わる人、もの、金、時間、情報を最適化するITソリューションを提供し、限りある資源を有効活用することで、広く社会に貢献していきます。東証グロース上場(証券コード:4428)。

※「sinops」「sinops-CLOUD」は株式会社シノプスの商標登録です

*1:株式会社富士キメラ総研「2023 SX/GXによって実現するサステナビリティ/ESG支援関連市場の現状と将来展望-ESG経営、サステナブルな社会の実現に向け拡大するIT関連市場の動向分析-」〈食品ロス削減ソリューション事業〉
*2:農林水産省「最新の食品ロス量は523万トン、事業系では279万トンに~食品ロス量(令和3年度推計値)を公表~」
*3:スーパーマーケットにおいて加工食品のことを指す。調味料や乾物、お菓子、レトルト製品、カレールー、缶詰、酒類のほか、トイレットペーパー、洗剤などの日用品にまでわたる場合もある
*4: 毎日店舗に配達される牛乳、乳製品、豆腐、生麺やデザート類といった賞味期限の短い食品の総称。デイリーとも呼ばれる

【お問い合わせ先】
株式会社シノプス
管理部経営企画課 広報
Email:pr-gr@sinops.jp