News愛知県の食品スーパーマーケット「ナフコ不二屋」に自動発注サービスを提供決定

株式会社シノプス(本社:大阪府大阪市、代表取締役:南谷 洋志)は、株式会社不二屋(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:成瀬 敏典)が運営する食品スーパーマーケット「ナフコ不二屋」18店舗に需要予測型自動発注サービス「sinops-CLOUD」の提供が決定したことをお知らせいたします。

ナフコ不二屋では、発注点管理方式*1の自動発注システムが導入されています。しかし、同システムは納品リードタイムや発注間隔が考慮されていないこと、さらに特売品や賞味期限が短い食品の発注精度が低いという課題があり、これらを解決できる自動発注システムへのリプレイスを検討されていました。日配品*2やパンといった賞味期限が短い食品においても高い精度で需要予測が可能なこと、これまでの食品スーパーマーケットへの導入実績を評価いただき、今回、sinops-CLOUDの採用が決定いたしました。今秋よりインターフェ―ス連携など導入や実証実験に必要な作業を開始します。2024年3月頃より実店舗にて実証実験を行い、その後、段階的に全店へ展開する予定です。日配品などでの運用が順調に進んだ後には、惣菜といった他のカテゴリーへの拡大も検討いただいております。

導入予定のサービス

  • sinops-CLOUD リアルタイム在庫: 店舗ごとの在庫・売上情報をリアルタイムで把握できるサービス
  • sinops-CLOUD 客数予測: 天候・イベント等を加味し、時間帯別の客数を予測するサービス
  • sinops-CLOUD 日配: 日配品に特化した需要予測型自動発注サービス
  • sinops-CLOUD パン: パンに特化した需要予測型自動発注サービス
  • sinops-CLOUD Pad: タブレット端末で棚割メンテナンスと発注修正ができるサービス

「sinops-CLOUD」について

需要予測・自動発注を軸としたクラウドサービスを1カテゴリー・1機能・1店舗から、必要な機能を必要なときに低価格で導入いただけます。在庫情報をリアルタイムで収集する「リアルタイム在庫」や45日先までの客数を予測可能な「客数予測」、販売実績や天気予報などのさまざまなデータから、店舗にあわせた発注数をAIが算出する自動発注サービスのほか、惣菜の値引き率・タイミングをAIが導き出す「AI値引」などもラインナップしています。

株式会社不二屋

株式会社不二屋は、お客様と一緒に70年間、歩み続けてきたスーパーマーケットです。地域に根ざした地元密着型のスーパーはどうあるべきかを考えて「街の冷蔵庫」をキーワードに、新鮮、安心、安全をモットーに、近くて、気軽で、お値打ちを心がけ、いつも必要な時に必要な量を買うことができる、まさにお客様一人ひとりの冷蔵庫でありたいと願っています。長年お客様と一緒に培ってきた根の部分はそのままに、時流にあわせた常に新しいものを取り入れ、より高く枝葉を伸ばすこと。その行動理念を忘れずに、お客様とともに歩み続けていきます。

株式会社シノプスについて

株式会社シノプスは、「世界中の無駄を10%削減する」をビジョンに掲げ、需要予測型自動発注サービス「sinops」(シノプス)を開発・販売しているソフトウェアメーカーです。日配食品や惣菜といった賞味期限が短く需要予測がむずかしいとされるカテゴリのシステム化に成功。多くの食品小売企業に採用いただいております。在庫に関わる人、もの、金、時間、情報を最適化するITソリューションを提供し、限りある資源を有効活用することで、広く社会に貢献していきます。東証グロース上場(証券コード:4428)。

*1発注点管理方式:あらかじめ決めておいた在庫数を下回るたびに一定量を発注する仕組み
*2 日配品:毎日店舗に配達される牛乳、乳製品、豆腐、生麺やデザート類といった賞味期限の短い食品の総称。デイリーとも呼ばれる


【お問い合わせ先】
株式会社シノプス
管理部経営企画課 広報
Email:pr-gr@sinops.jp